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ご冥福を [日々の戯言]

自分はテレビはほとんど見てないのでリアルタイムの情報に疎いのである。原発や地震など知りたい情報などはネットで入手するが、芸能ネタなどはまわりの人についていけないくらい疎い。で、昨日知ったのだが、中山とうようさんが21日に亡くなった。「ニュー ミュージックマガジン」の編集長,音楽評論家でもある。bluesの文献や評論など、この人の書いたものをいくつか読んだことがある。「レコード・コレクターズ」を創刊したのもこの人である。70年代に「ブルース・フェスティバル」を主催したり、bluesのみならずワールドミュージックを日本に伝えてきた第一人者だ。自分の好きなジャンルだけに、意識せずともお世話になってきたのだろう。
1年ほど前に話を聞いていたのだが、中村とうようさんが自分の所持するレコードなどすべてのコレクションを武蔵野美術大学に寄贈しているという。おそらく膨大な量であろう。今それを寄贈して整理する意味は何か…不治の病なのか、余命を案じての人生の整理なのかなどと、昨年、全くの部外者の自分は不思議に思っていた。
7月4日から9月24日まで武蔵野美術大学 美術館展で「中村とうようコレクション展」が開催されている。
何か…このタイミングでの死が彼の意図的な終わらせ方だったのではと考えてしまう。(自分の勝手な戯言である)
bluesの文献は、歴史をたどりながら地域性による違いとミュージシャンを解説したものが多いが、中村氏の古い文献で、bluesについてあえて主観的に好き嫌いも交えて書いているものが、自分は好きだったな。
エイミーワインハウスや原田芳雄も最近亡くなったね。…ご冥福を
touyounakamura.jpgrecordcollectors.jpg

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